ジョイントゾーイが釣れすぎる!特徴と使い方を解説

http://www.t-hamada.com/fukkokuzoe.html レビュー

国内最強プロの藤田京弥氏やボトムアップ代表の川村光大郎氏ら、バス釣り界のトップがこぞって愛用しているギル型ジョイントベイト、ジョイントゾーイ。

ビッグベイトとしては少し小振りなルアーですが、集魚力や食わせの力は非常に高いです。使い方も多彩で、巻きから放置まで様々なアプローチができる器用さも持っています。

何より使って驚いたのが、パターンやシチュエーション関係なく釣れる点。

実際に使用しているプロの中にも、なぜか釣れるというコメントをする人が何人もいました。

そんな不思議なルアー、ジョイントゾーイについてインプレをしていきます。

ジョイントゾーイのスペック

バス用ルアー

引用:THTACKLE

まず、ジョイントゾーイのスペックは以下の通りになります。

 

・サイズ: 93mm

・ウェイト: 約36.5g

・タイプ: スローシンキング

 

ビックベイトの分類ですが、100mm以下でウェイトも約36.5gなので、MHクラスのロッドでも扱えます。普通のビッグベイトだと他のルアーと兼用しにくいため、色々試したい人には嬉しいですね。

ジョイントゾーイの特徴

本物のギルから型取りしたナチュラル感

ゾーイシリーズは、釣ってきたブルーギルをそのままシリコンで型どっています。細かな凹凸や丸みまで、本物に極限まで近づけたまさにリアルベイト。

塗装も色分けがしっかりとされており、クリアウォーターでもバスに見切られません。

様々なアクションでアピールするパーツ

ゾーイシリーズの特徴として、これでもかというくらい敷き詰められたパーツがあります。

・ブレード

・シリコンラバー

・フェザー

・下アゴ部のアイ

本来、単体で着けられることの多いパーツ達ですが、ジョイントゾーイはお構いなしに全部どり。これだけ着けると逆にバスが警戒して釣れなくなるんじゃ?と疑問に思う人もいます。しかし、リアルな造形とナチュラルな水押しによりバランスが取れており、派手すぎないアピールを仕掛けられるのです。

独特なS字アクション

ジョイントゾーイは、ある程度リトリーブ速度を上げないとS字アクションが起きません。そして、振り幅は控えめで最近のジョイントベイトと比べると、少し物足りなく感じるかもしれません。

しかし、緩やかな動きは各種パーツのアピール力とバランスが取れており、ナチュラルかつ刺激的なアクションを起こしてくれます。

巻きでもステイでも幅広く使える器用さ

巻きではi字引きを基本としてS字アクションで変化を加えられ、ベイトを追いかけるバスに有効です。

また、ステイをはじめとしたボトム攻略にも、ラバーの存在感やリアルな造形がバスを刺激してくれます。巻きでもステイでも使える器用さがジョイントゾーイの魅力です。

ジョイントゾーイが得意なシチュエーション

ギルパターン

見た目通り本物のギルそっくりなシルエットとカラーなため、ギルパターン時に特に効果的なのが特徴。

晩春から秋にかけてギルが活発に動くので、固まっているポイントに通してあげるとバスが好反応をしめしてくれやすいです。

クリアウォーター

クリアウォーターフィールドにいるバスも得意で、ジョイントゾーイをゆっくりi字引きすると食ってくることが多いです。

また、チェイスしてきたバスに対しても、止めて誘ったりトゥイッチでリアクションを狙ったりできます。

選択肢の多さも、クリアウォーターに強い理由です。

ネスト打ち

人によっては意見の分かれるネスト打ちですが、ジョイントゾーイはかなり効果的に機能してくれます。

私が最初に釣ったバスもネストを守るバスでした。

使い方は簡単で、ただネストバスが通っているルートのボトムに置いて放置するだけ。

ジョイントゾーイを発見したバスがじっと見てきますが、余計なアクションは加えないのがコツです。

ロッドアクションは、最終手段くらいの気持ちで温存して粘りましょう。

ジョイントゾーイの使い方

i字引き

ジョイントルアーなのにi字引き、と思われるかもしれません。しかし、変にアクションを加えない方がジョイントゾーイは釣れやすいです。

そもそもジョイントゾーイは、活性の低いバスを取るのに向いているルアー。i字引きは、ニュートラル状態のブルーギルに近い動きをするため、バスに口を使わせやすいです。

また、ブレードがほどよくアピール要素となり、集魚効果を高めます。

トゥイッチ

ジョイントゾーイのトゥイッチは、単体で使う機会はほとんどありません。

大抵がi字引きや、ボトムでのステイと組み合わせになります。

バスの反応を見つつ、切り札的な感じで使うと効果的です。

ボトム放置

個人的に1番釣果の出ている釣り方がボトムでの放置。

ナチュラルな造形なため、一点にとどまっていても見切られにくく、水質や季節関係なく釣れてしまいます。

また、フェザーやブレードなど、自発的なアクションを起こすパーツがプラスに働くのも特徴です。バスの存在がわかるネストや、1級ポイントに放置するだけでもアピールしてくれるため、勝手にバスの方からアプローチしてくれます。

さらに、サイドフックのためボトムでも根掛かりしにくくなっているのも強みです。

まとめ

ジョイントゾーイは、初心者の方にはあまり知られていないルアーですが、抜群の釣果を誇る優秀な性能を持ちます。

季節問わず安定しているため、1つ持っているだけでも釣りの幅が広がるので、私が長年愛用しているルアーです。

また、ジョイントゾーイ以外にもゾーイシリーズは豊富にあります。どれも使い勝手のいいルアーなので、ぜひ使ってみてください。

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