【徹底攻略】5月のバス釣りにおすすめのルアー3選と釣り方のコツを紹介

バス釣り攻略

 

5月のバス釣りが苦手。

 

そんな人、意外と多いんじゃないでしょうか?

気温も暖かくなってきて、日によっては汗をかきそうになる日もあるこの時期。

 

フィールドでは水温が安定してきて、バスのスポーニングも最盛期を迎えます。

 

しかし、色々な状態のバスがいる分攻め方も色々あり迷子になりやすいのが5月のバス釣りの特徴。

 

この記事ではそんな5月に釣果をあげるためのコツと、おすすめしたいルアーを紹介していきます。

5月のバスの傾向

地域にもよりますが、5月のバスの傾向として

 

 

・スポーニングを控えた個体であるプリスポーンバス

 

・スポーニング最中の個体であるミッドスポーンバス

 

・スポーニングを終えた個体であるアフタースポーンバス

 

 

この3パターンが入り混じっているタイミングです。

 

スポーニングの進み方でバスの行動は大きく変わってくるのでフィールドの状況を捉え、どのバスに狙いを絞るかが重要になってきます。

 

そして5月上旬と下旬でバスのスポーニング進行の割合が変わってくるので、ここでは上旬と下旬に分けて解説していきますね。

 

5月上旬は気難しいバスが多くなる

5月上旬のバスは4月と比べてプリスポーンバスの数はかなり減ってきて、ほとんどの個体がミッドスポーン・アフタースポーンに入っています。

 

中でもスポーニング最中であるミッドスポーンの割合は高く、一度スポーニング状態に入ると産卵に集中するため、ルアーへの反応が極端に悪くなってしまうのです。

 

5月が難しいと言われるのはこのミッドスポーンのバスが多くなり、対応できなくなってしまう人が多いから。

 

ミッドスポーンやアフタースポーン初期はボトム付近に陣取ることが多いです。

 

どちらも体力を消耗してベイトフィッシュを追えないので、メインベイトは動きの鈍いザリガニ系になります。

5月下旬からスポーニングを抜けたバスが見え始める

スポーニングシーズンも終盤に入ってきて、ほとんどの個体がアフタースポーンに。

 

この頃になると、プリスポーンのバスはほとんどいなくなり、ミッドスポーンとアフタースポーンを狙う釣りに切り替わってきます。

 

スポーニングの早かったバスは、体力を取り戻してくるため初夏のようなトップ系ルアーへの反応が良好に。

また、シェードを意識し始めるので岸ベタやブッシュに着くことも多いです。

 

そして野池で釣りをするときの注意点としてこの時期は田植えの時期に当たり、準備として代掻きを行います。

 

代掻きをして濁った水が野池に流れてくると、水質が悪化して一時的にバスの活性が下がってしまうのでそうなってしまった場合は水質のいいポイントを探していきましょう。

 デカバスは季節の進行が早い

バスによってスポーニングのタイミングが大きく変わるのは、個体差によるものが大きいです。デカバスは、早春の動き出しが早く産卵準備も真っ先に終えるため、普通のバスより季節の進行が早くなります。

一般的にアフタースポーンにあたる5月でも、大型の個体は既にスポーニングを抜けていることが多いです。デカバスを狙うなら、巻きの釣りを展開してみるのも1つの手です。

5月のバス釣りのコツ

ミッドスポーンかアフタースポーン、狙うバスによって攻め方が変わってきます。

どちらのパターンにも共通して言えることは、ゆっくりと丁寧な釣りを心がけることが大事ということです。

 

ミッドスポーンのバス釣りのコツ

ミッドスポーンバスの攻略方法としてオススメなのはノーシンカーやラバージグでのボトム攻め。

 

スポーニング直前のメスのバスは産卵場所へ近づく外敵への警戒心が高くなり、ボトムで動くものへ威嚇をしてきます。

 

じっくりとボトムを攻めることができるノーシンカーやラバージグでネチネチされると、バスは苛ついて追い払おうと口を使って攻撃をしてくるのでその際が釣るチャンスになるのです。

 

一度産卵に入ってしまうとメスのバスは非常に釣ることが難しいので、狙って釣るなら1サイズ下げたライトリグのノーシンカーやスモラバを使い小さい釣りをする必要があります。

 

 

逆にオスのバスはスポーニングベッド付近にギル型やクロー系のルアーをしつこく通すだけで簡単に釣ることができます。

 

ただしスのバスを釣ってスポーニングベッドから離れることで、卵がブルーギルなどの外的に食べられてしまうことになるのでバスの保護や倫理的な問題としてあまりオススメはできません。

 

どのバスを狙うにしてもレンジは1.5m前後のハードボトムが勝負。この頃は歩いていると見えバスが多いので確認してみるのもいいかもしれないですね。

 

 

ワンポイント・メスのバスは産卵直前ならノーシンカーやラバージグ

・産卵に入った時は1サイズ下げてライトリグのノーシンカーやスモラバ

・オスのバスはスポーニングベッド付近をしつこくギル型やクロー系のワームを通す

・スポーニングベッドを守るオスのバスを狙うのは倫理的にはオススメしない

 

アフタースポーンのバス釣りのコツ

メスのバスは産後の、オスのバスはスポーニングベッドをエサを食べる間も惜しんで守り切って失った体力の回復に努めるためゆっくりとしたエサを食べていく時期です。

 

エサを食べて体力を回復したいけど、好物の小魚には追い付けないので虫やザリガニなどの動きが遅い生き物がメインベイトになります。

 

オススメはストレートワームやクロー系。

 

フォールに反応のいいパターンも多く見られるので、ゲーリーヤマモトのヤマセンコーのようなゆっくり沈むストレートタイプのワームは効果的です。

 

5月の最終週辺りになるとある程度体力が回復している個体数も増えてくるので、シャッドテールで横の動きの誘いをかけてもいいでしょう。

 

 

ワンポイント・アフタースポーンバスにはストレートワームやクロー系への反応が良い

・この頃から縦の釣りが効果的になってくる

・5月の最終週には横の動きでの釣りも〇

 

朝夕マズメ以外はスローな釣りを

5月全体を通してバスの反応が悪かったり動きが鈍くなっているので、朝夕のマズメ時のような活性があがる時間帯以外は基本的にはゆっくりな釣りを展開した方が釣果が伸びやすいです。

 

早い展開を好む人はついついスピナーベイトやクランクベイトに頼りがちですが、かえってプレッシャーをかけてしまって釣りにくくなる可能性があります。

 

気難しい時期のバスを確実に釣るためにも焦らずゆっくりと攻めていくことで結果を出しやすくなるのです。

5月のバスは夜釣りが意外と釣れる?

5月は夜でもある程度水温が保たれる時期で、バスが充分活動できる状態になっています。また、夜は外敵の心配もなくなるためバスにとっては最高の条件。

そして、バスの警戒心が薄れたり岸際に寄ってきたりと、釣り人からしてもバス釣りには最高の条件となります。

5月に入って疲れ切ったアフターのバスも、夜だけは積極的に捕食するようになり、アピール力の高いルアーが好感触。シャロー狙いで活性の上がったバスとのやりとりが楽しめます。

カラーセレクトについてですが、夜釣りをする時は黒色のルアーがおすすめです。黒は光を完全に遮る色のため、常夜灯や月の光を通しません。そのため、水面や水中ではっきりと存在が認識でき、抜群のアピール力を発揮します。

5月のバス釣りにおすすめのルアー3選

 

最後に5月のバス釣りを攻略するためにおすすめのルアーを、3つに絞って紹介していきます。

 

5月は全体的にゆっくりとした展開が釣るためのコツです。ルアーも、それにあったチョイスになっているのでぜひ参考にしてください。

ノーシンカー

5月のバス釣りで絶対に外せないルアーがノーシンカーで使えるワームです。

 

フォール速度の遅さとノーシンカー特有の弱弱しさをもった動きは、ミッドスポーンのバスには長時間アピールさせて怒らせることができ、アフタースポーンのバスには動きが遅い食べごろのエサに見せることができます。

 

また、プレッシャーにもとことん強い部分も5月の釣りにはマッチしていますよね。

 

私が昔からよく使っているのはゲーリーヤマモトの「5インチヤマセンコー」

 

高比重で飛距離も出せてフォール時の微振動でしっかりアピールもしてくれるので使い勝手がかなり良いワームです。

 

最近では沈み蟲もかなり良い感じに釣れています。

 

ヤマセンコーと同じ高比重で飛距離が出せるので陸っぱりで攻める範囲が広く、ボトムでも小さな足が水流を受けてアピールし続けてくれるので、どうしても釣れない時の切り札としておすすめです。


沈み蟲についてはこちらで詳しくレビューしています。

【インプレ】沈み蟲って釣れすぎて卑怯じゃない?使い方や動画紹介【3.2インチ追加】
一誠が、2019年より販売を開始した沈み蟲があまりにも卑怯だったので、現在市販されている3種類のサイズについてインプレや使い方の紹介をしていきます。 最近流行が続いている沈む系の虫ワームの中でも、これは釣れるだろう!といった特徴が詰まってるワームなので、ぜひ参考にしてください。

 

スモラバ

スモラバといっても使い道は二つあって、1つ目はシュリンプ系のワームを付けてのボトム攻め、2つ目はシャッドテールワームを付けてミニスコーンとして使う方法。

 

シュリンプ系ワームを付けて攻める場面としてはアフタースポーン初期のストラクチャー付近。

 

体力を失って動きの遅い虫などを狙ってストラクチャーに構えているバスに対して、軽めのスモラバを落としてあげることで落ちパクを期待できます。

 

ミニスコーンはミッドスポーンのネスト付近をズル引きでバスを怒らせたり、アフタースポーン後半の少し体力が回復してきたバスを狙って使用したり、という機会が多いでしょう。

 

ウェイトは1.8グラム以下の少し軽めのジグがおすすめになります。

 

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ネコリグ

アフタースポーンで必ずケースに入れておきたいリグがストレートワームのネコリグです。

 

アフタースポーンのタイミングでよく見るフォールパターンですが、その中でもストレートワームにしか反応しないという事が多く、ノーシンカーで反応が無いのにネコリグだと釣れるという経験をよくしました。

 

ボトムについてもスローに動き続けるネコリグはバスの食性を刺激する絶好のエサなのかもしれません。

 

ジャッカルのフリックシェイクは季節を問わず実績のあるワームなので、何を買うか迷った時はとりあえず1つ購入しておいて損はないワームです。

ネコリグについてはネコリグ最強ワームTOP5!おすすめの使い方も紹介します。でも紹介していますので参考にしてください。

5月のバス釣りのコツまとめ

5月のバス釣りはスポーニングに大きく影響され、それによって使うルアーや狙うポイントが変わってきます。

 

しかしコツさえわかってしまえば結構簡単に釣ることができるので、しっかりフィールドの季節の進行具合を把握して、適切なルアーを選ぶよう心掛けておきましょう。

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