シマノの新作リールヴァンフォードの特徴は?ヴァンキッシュとの比較も紹介

タックル紹介

引用:SHIMANO

 

2020年9月から順次発売が始まったシマノのリール「ヴァンフォード」

 

巷では16ストラディックの後継機と言われており、赤黒のボディからもその面影がみられます。

 

そんなヴァンフォードの気になるスペックですが一体どのような特徴を持ったリールになっているのでしょうか?

 

上位機種であるヴァンキッシュとの比較も紹介していきたいと思います。

ヴァンフォードの特徴


引用:SHIMANO

ヴァンフォードは頭文字の「ヴァン」でわかるように、ヴァンキッシュと同じ系統であるクイックレスポンスシリーズになります。

クイックレスポンスシリーズといえば軽さを追求していくというコンセプトで、スムーズな巻き始めやボディの軽量化を徹底しているためローターの剛性に少し不安がありました。

ヴァンフォードにはその剛性への不安を解消させた19ヴァンキッシュと同じ「マグナムライトローター」を搭載しています。

しかも、少し前まではステラのみに搭載を許されていた飛距離を向上させるロングストロークスプールまで搭載しているので驚きです。

これにより遠くまで送り込んだルアーをストレスなく巻いてくることが出来るようになりました。

 

実売価格は23000~25000円

ネットショップで並んでいるヴァンフォードの価格は番手によりますが、23000~25000円となっています。

カタログスペックを考えるとこの値段設定はかなりコスパが良いといえますね。

ヴァンフォードの良い点

最高レベルのコストパフォーマンス

ヴァンフォードの何が一番すごいといわれると、間違いなくコストパフォーマンスの良さって言えますね。

 

・マグナムライトローター

・マイクロモジュールギアⅡ

・サイレントドライブ

・Xプロテクト

・ロングストロークスプール

ヴァンキッシュにも搭載されているこれだけの機能を搭載しておきながら値段は半分以下というハイコスパリールになっています。

シマノリールにはお世話になっていてある程度のリールを使ってきましたが、初めてヴァンキッシュとヴァンフォードを触った人には違いがほとんどわからないんじゃないでしょうか。

 

ヴァンキッシュに次ぐ軽さ

2500番台で175グラムとかなりの軽量化がされています。

前モデルの16ストラデイックが185グラムだったので10グラムも軽くなっていますね。

これより軽いリールはヴァンキッシュのみしか無く、ステラでも180グラムと5グラム重くなっています。

 

ヴァンフォードの悪い点(心配点)

ヴァンフォードの悪い点ですが、今のところ見当たりません。

それくらい個人的には出来のいいリールだと思っています。

 

なので悪い点というよりは今後あがりそうな心配点を挙げていきます。

好みの別れるデザイン

コストが違うので仕方がないかもしれませんが、質感はヴァンキッシュに比べるとやはり落ちている感じがしますね。

写真より実物の方が赤黒の調和がとれていて落ち着いたカラーリングになっていますが、ロッドとの相性がどうだろう。

ヴァンフォードの購入を考えている中価格層のユーザーが視野にいれるであろうエクスプライドとかだと、コルクとミスマッチするかもしれないですね。

耐久性

これも無理矢理心配点を探したら、という部分です。

HAGANEギアとXプロテクトがあるので、前モデルのストラデイックと比べてかなり向上していると思いますが、こればかりは使い続けてみないとわかりません。

ただ軽量化を追求している分、多少なりとも影響はあるのかなと思います。

上位機種ヴァンキッシュと比較

ヴァンフォードの比較対象としてきになるのが上位機種である19ヴァンキッシュ。

もちろん、価格で見るとヴァンキッシュの方が性能面で勝っているのは当然なんですが、はたして一体どのくらいの差があるのでしょうか。

 

名称 19ヴァンキッシュ ヴァンフォード
重量 165g 175g
最大ドラグ力 4㎏ 4㎏
巻き上げ量 78cm 78cm
ベアリング数 11/1 7/1
主要機能 HAGANEボディ・HAGANEギア・XSHIP・NEWマグナムライトローター・Xプロテクト・ロングストロークスプール・サイレントドライブ・マイクロモジュールギアⅡ・AR-Cスプール・リジットサポートドラグ HAGANEギア・X-SHIP・NEWマグナムライトローター・Xプロテクト・ロングストロークスプール・サイレントドライブ・マイクロモジュールギアⅡ・AR-Cスプール
価格 5,8000円 3,1000円

重量差が10グラムありますが、ヴァンフォードはシマノリールの中で2番目に軽いリールとなっています。

ベアリング数はさすがに差がありますが、ヴァンフォードの価格帯では多い方なので十分優秀といえますね。

そして機能面ですが、ヴァンフォードと違いヴァンキッシュにはHAGANEボディとリジットサポートドラグが採用されています。

この3点の違いで価格差は2,7000円。ほぼ2倍近い差がありますね。

感じ方は人それぞれですが、個人的にはかなりコスパの良いリールだと感じます。

ヴァンフォードはヴァンキッシュに果てしなく近づいたリール!

ヴァンフォードは中価格帯とは思えない巻き心地にキャスト性能、更には軽量化までされていてヴァンキッシュにかなり近いリールになっています。

これで価格は実売で2,3000前後という驚きのコスパ!おそらく中価格帯リールを買う時に、選択肢の一番手になるほどの人気機種になることでしょう。

 

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