【インプレ・使い方紹介】一誠 サカナサカナが使い勝手良すぎる

タックル紹介

2021年4月下旬に一誠からライアミノーフラット サカナサカナ3.8インチが発売されました。発売当初から各店舗で売り切れが続出して、なかなか手に入らない状況が続いていましたね。

 

ライアミノーは透けるくらい極薄のテールが付いていて、その特徴的な容姿は色々な使い道が想像できます。そして見た目通り「エサ」のようにバスが寄ってくるので、そのあまりの食わせ能力に開発者の赤松さんが釣りの上手い人には渡したくないという程。

 

試作品の時点で評価の高かった一誠のサカナサカナですが、実際に完成品を使ってみると思った以上のワームだったのでインプレと使い方の紹介をしていきます。

サカナサカナってどんなワーム?

独特な形状をしたサカナサカナですが、もともとは水槽で飼っていたアカメが水中に入ってしまった透明のビニールを執拗に噛んでいたことにヒントを得たようです。

日常のなにげないことからワームの開発をするところはさすが村上晴彦さんの弟子なだけありますね。

スペック

入数 : 7

価格(税別) : ¥820

推奨フック : マルチオフセット#4~2、マス鈎#8~6

重さ : 約2グラム

カラー : 全8色

 

食わせに特化したワーム

小柄なボディに極限まで肉薄化させてレスポンスを向上させたフラットテールにより、ちょっとした水流やロッドワークでも艶めかしい動きをしてくれます。

 

動きに固さがないのでものすごく自然な魚の動きに見えるため、躊躇なくバイトをする場面が多々ありました。

2ndボディだけで使いこともできる

このサカナサカナのすごいところは、連結部分をカットすることで2ndボディだけでの使用も可能なところ。

主にダウンショットのマス針ちょん掛けで使うことが多いんですが、シェイクすることで極薄テールがひらひらと動き、いい感じにバスを誘ってくれます。

 

私は連結状態で1度身切れを起こしたことがあって、その時に連結部分をカットして2ndボディだけで使っていました。1つのワームで2度おいしいので経済的にもありがたいですね。

ノンソルト仕様で水平姿勢が安定する

サカナサカナはボディに塩を含んでいないノンソルトマテリアルを採用しています。

これによりアクションのレスポンスが高く、ダウンショット時の姿勢も安定したものとなっています。

サカナサカナの得意なシチュエーション

サカナサカナは小柄なボディとナチュラルさから、得意なシチュエーションとして考えられるのが

 

・クリアウォーターやプレッシャーのかかったフィールド

 

・水面が穏やかな場所

 

・ブッシュやストラクチャー絡み

 

といったタフコンディションな状況やここにバスが居ると自信を持っている場所へのピンポイント投入です。

特にクリアウォーターでのダウンショットは効果的で、少し離れた場所からでもバスが興味を持って近づいてきてくれます。

 

逆に水面がざわついていたり濁りの強いところでは存在をかき消されてしまうので不利だといえるでしょう。

サカナサカナの使い方

サカナサカナは細かいシェイクをしたりトゥイッチすることで極薄テールがひらひらと動いてバスを誘うのでダウンショットやホバストと相性がいいです。

 

私が一番おすすめするリグは、連結時ならAKチャターjr.のトレーラー、2ndボディ仕様ならダウンショットのマス針ちょん掛けになります。

ノーシンカー

フックはマス針の6を使用。表層をナチュラルな状態で漂わせていくので少し流れがあったりする場所だと相性がいいかもしれません。

 

オフセットフックの方がバランスをとれる感じがしたんですが、針掛かりの良さからマス針を使用しています。

ホバスト

ライアミノーと同じ感じでホバストとして利用することもできます。ライアミノーより少し大きめなのでアピールしたい時はサカナサカナを使用すると良い感じです。

 

2ndボディのみでも使えなくないですが、安定性に欠けるので素直にライアミノーとかスーパーホバリングフィッシュを使った方がいいんじゃないかと思いますね。

 

ダウンショット

おそらく一番使用頻度が多くなるリグじゃないでしょうか、というくらい相性がいいです。

 

開発者の赤松さんが言うようにピンポイントでポイントを打つことに特化したワームで、シェイク時のテールの動きが非常に良いのと、ノンソルトを使っていてどのレンジでも水平姿勢をキープできるといったダウンショットのためにあるような性能になっています。

 

そのままでも2ndボディでも使用可能なので、バスのコンディションに合わせて使い分けしましょう。

AKチャターJr.

AKチャターjr.のトレーラーとして使うと、ちょうどフラットテール部分だけがラバーから出た状態になるのでサイズ感ピッタリでおすすめ。

 

AKチャターの千鳥アクションによって、サカナサカナの特徴であるテールの動きがより出てくれます。

ブレディ

試してみて意外と良かったのが、ブレディとの組み合わせでした。

 

巻きでもいい動きをしてくれるんですが、ボトムにしずめてトゥイッチするとテールを振りながらボトムを這ってくれます。

フックサイズは#3でぴったりなので試してみてください。

サカナサカナのインプレ

実際に使ってみると思ったよりボディが細く身切れしそうな印象でしたが、何回かバイトがあっても大丈夫だったので悪くはなさそうでした。

 

一通りリグを試してみて1番反応が良かったのがダウンショットリグ。水深2m近くまで見えるようなクリアウォーターでのサイトではチェイスが多くみられたので、もう少し使いこなせることができればバイトまでもっていけそうですね。

 

少し濁ったところではAKチャターjr.のトレーラーとして使用。

朝一で岸際を通してみたところ中層でみごとにバイト!残念ながら抜き上げる時にバラしてしまったのですが、改めてAKチャターjrとサカナサカナの組み合わせの可能性を感じました。

サカナサカナの関連動画

一誠のプロスタッフ赤松さんによる実釣&解説動画になります。

バスがワームに反応するシーンやセッティング方法など、とても参考になるのでぜひ見てください。

 

 

一誠フィールドスタッフ・ハルトくんの実釣動画にもサカナサカナが登場します。

動画の後半になりますがしっかりとサカナサカナでのバイトシーンもあります。

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