【超厳選】実績抜群のおすすめクランクベイト5選を絞りに絞りました

タックル紹介

バス釣りの歴史の中でも古くから定番とされてきたルアーのひとつであるクランクベイト 。

 

その長い歴史の中で進化していき、今では細かくレンジ分けや独自の機能を備えてかなりの数のクランクベイトが存在しています。

 

しかしそれだけ沢山のクランクベイト があると、結局どれを買えばいいんだろうって迷ってしまいますよね。

 

おすすめのクランクベイトを検索してみても10種類20種類と紹介されてわからなくなってしまう…。

 

そこでこの記事では、数あるクランクベイトの中でも特におすすめなものを5つに絞って紹介していきます。

 

クランクベイトの種類

クランクベイトは形状やラトルの有無など細かく分けると膨大な種類があります。

 

その中でも大きな特徴となる潜航深度とリップについて解説します。

クランクベイトの潜航深度

クランクベイトには種類によって潜航深度(レンジ)が分かれています。

 

一定の層を巻くことが強みのクランクベイトにとって、レンジは釣りを組み立てるための重要な要素になるのです。

 

この潜航深度には3種類あり、季節やフィールドの状況によって使い分けることになります。

シャロークランク

一番浅いレンジを巻くことができるタイプのルアーで、だいたい1m前後潜るタイプが呼ばれます。

 

野池や湖のシャローにはやる気のあるバスが回ってくることが多く、そういったバスを効率よく釣っていくことができるので愛用している人も多いんじゃないでしょうか。

 

基本的に底にぶつけて釣るというより底に当たるか当たらないかというくらいの使い方をすることが多いルアーです。

ミッドクランク

シャロークランクとディープクランクの中間に位置するクランクベイトの呼び方。

 

ミッド(中層)と考えるとかなり広い範囲のことになってしまうんですが、販売されているシャロークランクとディープクランクの潜航深度の真ん中あたりの1.5~2.5mくらいで言われることが多いです。

 

リップの長さがボディの半分くらいあるので根がかりにもある程度強く、おかっぱりアングラーには使い勝手のいいタイプになります。

ディープクランク

2.5mより深く潜るタイプのクランクベイト。

 

リップがボディと同じくらいあるのでかなり根がかりしにくいので、底をゴツゴツ当てていくことが多いです。

 

遠くに飛ばして潜らせていくので遠投が基本になるので、重量がありロッドパワーも必要とします。

クランクベイトのリップ形状

今あるクランクベイトの種類は

 

・スクエアリップ

・ラウンドリップ

・コフィンリップ

 

の3種類があります。

意外と見落とされがちですが、形状によって使い方が変わってくるんです。

ラウンドリップ

 1番多く使われているタイプのリップです。

細長く先端が丸くなっているのが特徴。

 

ボトムの根がかり回避性能が高く、障害物の形に沿うように避けます。

 

リップが長めに作られているのでボトムに当てながら巻いても挟まりにくく、深いレンジを泳ぐクランクベイトに使われる事が多いです。

スクエアリップ

 リップ幅が広く四角い形状をしています。

ダイワのピーナッツなんかは馴染みがありますね。

 

障害物に当たった時、角ばったリップが衝撃を受けて跳ねるように避けていきます。

 

そのため障害物の回避性能の高さにくわえて、跳ねた時のアクションでバスが反応するといった効果もあるのが特徴です。

 

コフィンリップ

ラウンドリップ・スクエアリップと比べて数が少ないリップで、長めの6角形をしています。

 

それなりの障害物回避性能とリアクション性能を備えており、初心者に優しいクセのないタイプです。

 

コフィンリップの得意なシチュエーションとして、障害物の多い水深1~2m辺りのボトム攻略があります。

 

同じ長めのリップを持つラウンドリップだと根がかりに対する回避力は高いですが、水中にある障害物に対しては引っかかりやすい。

スクエアリップだとボトムを叩いた時に接地面が多く挟まりやすくなってしまいます。

 

6角形のコフィンリップなら先端が細めで中間が広がっているので、ボトムにも挟まりにくく障害物に対しても広がった部分でしっかり守ってくれるんです。

 

もちろんどちらもほどほどに防ぐといった弱点もありますが、障害物の多いボトムを攻めることができるのはコフィンタイプにしか無いメリットなので使う場面は多いですね。

 

おすすめのクランクベイト5選

最新のルアーは今まで出てきたルアーから改良されたり、足りない部分を補って設計されたものが多く技術面では勝っているでしょう。

 

しかし、それが釣れるのか?と言われれば必ず釣れるというわけではありません。

 

ここでは性能ではなく実際に前線で活躍している「釣れるクランクベイト」として5つだけおすすめさせていただきます。

エバーグリーン ワイルドハンチ (ラウンドリップ・潜航深度1.2~1.6m)

発売から時間が経っているのにいまだに釣れるクランクは、と聞かれるとワイルドハンチを挙げる人が未だに多いです。

 

開発者の清水盛三氏がアメリカのトーナメントでの経験から制作したクランクベイトで、「どんな条件でもしっかり泳ぐ」ということにこだわっています。

 

コンセプト通り早巻きでも遅巻きでも安定した姿勢で泳いでくれて、非常に使いやすいです。

ラトル無しなのでプレッシャーがかかった状況でも活躍してくれます。

 

 

エバーグリーン コンバットクランク60(スクエアリップ・潜航深度0.4~0.6m)

デカバス攻略用のシャロー特化型クランクベイト。

 

このルアーの出番はなんといっても早春のドシャローゲーム。

 

コンパクトなボディなのにどのクランクベイトよりかっ飛んでいくので、強風時や他のクランクでは届かないような場所にだってルアーを送り込むことができます。

 

アピール力もサイズ以上に高く、スーパーワイドウォブンロールアクションで濁りが入った時でも遠くにいるバスを引き付けることができるんです。

 

そして潜航深度最大0.6mというスーパーシャロー設計。

 

足元が浅くなりやすい野池での釣りだと普通のクランクを使った場合、ウィードやゴミを拾ってしまった使い物にならなかったりします。

 

コンバットクランク60なら、そんな場所でも動きを邪魔されることなく巻ききれることが可能です。

 

 

O.S.P(オーエスピー) ブリッツMR (コフィンリップ・潜航深度2.0~2.4m)

 

世界のT並木こと並木敏成プロが愛用する日本の代表的なクランクベイトの1つ。

 

クランクベイトといえば軽くて飛ばないものが多いのですが、ブリッツは自重が9.5gあり、2.0m台の中層域を攻めるために必要な飛距離もだせることが強みです。

 

アクションはややタイトな動きをしてアピール力は平均的、固定重心なので立ち上がりは良好で全体的にキビキビとした動きをしてくれます。

ダイワ ピーナッツⅡSR (スクエアリップ・潜航深度1m)

 

昔から多くのアングラーに使われ続けてきた超名作クランクベイト。

 

昔はこれを巻くだけで釣れたせいで、周りはピーナッツしか使っていないというバス釣り界の社会現象になったルアーですが、今でもそのパワーは健在。

 

シャロータイプは1m前後を巻くことができ、おかっぱりで使うにはもってこい。

 

サイズは50mm9g、ただ巻くだけで独特なアクションを起こしてくれるので初心者でも扱いやすい設計。

そして値段が720円と圧倒的な安さをしています。

 

 

メガバス DEEP-X 300 (ラウンドリップ 潜航深度5m)

 

 

DEEP-X300は、琵琶湖などの広大なフィールドで人気のディープクランクです。

 

多目的重心移動システムと言われる独自の技術が搭載されているため、安定した飛距離をだせます。

 

またこの重心移動システムには飛距離以外にも、巻き始めから急潜航する反応速度の早さや障害物に接触したときの姿勢復帰の早さといった特徴があるので、ディープクランクとしてのトータルパフォーマンスの高さがうかがえますね。

 

まとめ・新しいクランクベイトが釣れるわけじゃない

毎年新しいクランクベイトが発売されて、魅力的な商品紹介でついつい買ってしまいたくなります。

 

しかし新しいクランクベイトだから釣れるというわけじゃなく、今回紹介したみたいに昔からあるものの方が釣れるということもあります。

 

大事なのは状況にあったクランクベイトを選択するということです。

コメント