釣りに限らず真夏のアウトドアで切っても切れない関係である紫外線対策。
一昔前なら半袖半パンで釣りをして真っ黒に焼ける人が多かったですが、最近では紫外線が強くなったことと日焼けに対する意識が変わったこともあり、しっかりと肌を隠す服装が増えてきました。
私も早いうちから紫外線対策を心がけ、全身をがっちりガードしていました。肌の露出をこれでもかと抑えて紫外線が入る隙なんてないと満足していたんですが、ここであることに気付いたんです。
あれ、この服装なんかダサいぞ…
釣具メーカーの服装って性能はいいんですが、見た目が地味すぎたり逆に派手すぎたりと極端なんですよね。
なので性能だけで買ってしまうとなんだかパッとしない雰囲気になってしまいます。
外で釣りを楽しむんだしせっかくならお洒落な恰好で楽しみたいところ。
そういった悩みを解決するために、この記事では夏の紫外線・暑さ対策をしつつお洒落にキメることができる服装と小物を紹介していきたいと思います。
かっこいい服装で気分が上がればきっと釣果も上がってくれるはず!
夏でもしっかり肌を隠す理由
夏は暑くて薄着になりがちですが、速乾・吸汗性能が高い服装が増えてきた今、釣りをする時はしっかり肌の露出を減らすことによるメリットの方がはるかに大きいです。
・日焼け、紫外線対策
・虫から体を守る
・身体を傷つけない
釣りは普段と違って長時間影のない場所や自然の中で過ごすシチュエーションが多いです。
中には整備されておらず木が生い茂った中に入ることもあるので、肌を露出するとその部分へダメージがいってしまいます。
日焼け・紫外線対策
すぐに出る症状で代表的なものが日焼けですが、これは紫外線を受けることで皮膚が炎症を起こしている状態なのです。
この日焼けが続くことによってダメージが蓄積していくと、肌荒れやシミといった症状が出てきて治すことが難しくなってしまいます。
それだけでなく紫外線を浴び続けることによって最悪皮膚がんになるということもわかっているので対策したほうがいいってことは間違いないでしょう。
虫から身体を守る
夏のバス釣りは草木の生い茂った場所に行くことが多く、当然そんなところには色々な虫が潜んでいます。
特に毛虫やダニは肌につくことで強い痒みや感染症を引き起こす危険があるので、肌の露出を少なくすることでリスクを軽減することができるのです。
身体を傷つけない
バス釣りや磯釣りだと険しいフィールドに行くことが多くなります。
移動中、枝に引っかけたり足を滑らせたりする場面もあるでしょう。そんな時、肌が露出した状態だと大怪我につながる恐れがあるんですよね。
そんな時アームガードや長袖長ズボンを着用することで、ダメージを最小限に抑えることができます。
釣りで使える服装・ウェア類
肌の大半を覆うウェア類は体温の調整にも影響してくるので、白やベージュといった太陽光の反射率が高い色がいいでしょう。
また、紫外線対策で選ぶなら黒のような暗色も吸収してくれるのでありだと思います。
トップス① コロンビア サンシャインクリーク
肌ざわりがよく通気性がとてもいいシャツです。
その上UVカットもしっかりされているので、長時間の釣行による肌のダメージも抑えることができます。
そして個人的に気に入っているのが耐久性。
コロンビアのようなアウトドアブランドの有名どころは生地がしっかりしているんですよね。これが安いシャツだと夏に汗だくになった後洗濯したら、ほんの数回でよれてしまいます。
値段もそれほど高額でもないしロゴのサイズも2種類から選べるので、好みにあった選択ができるのも好ポイントですね。
トップス② ノースフェイス スプラッシュウォーターティー
最近増えてきた撥水加工を施したタイプのカットソーです。
強撥水なので水弾きがとてもよく、多少の雨なら問題なく使えます。
他には無いありがたいポイントが耐摩耗性の高さですね。これは陸っぱりでバッグを持ち歩いて肩を擦ることが多い人にとっては嬉しいです。
気になる着心地もドライ感が強ので、汗をかいてもベタつかず快適です。
UVカットも85%以上と色々なアウトドアに使える服装になっています。
トップス③ ワークマン 冷感アクティブストレッチ長袖Tシャツ
コストを抑えつつ快適な釣りをしたい人には、ワークマンの冷感アクティブストレッチもおすすめ。
安くても接触冷感やストレッチ性の高さは他のアウトドアブランドにも見劣りしません。
UVカット率も99.5%以上と高いので夏の強い紫外線の心配もほぼありませんね。
欠点として、デザインが独特でオシャレな服装をするという点では合わせが難しくなるところくらい。
コストパフォーマンスは間違いなく最高クラスの一品です。
パンツ① コロンビア REGOⅡパンツ
コロンビアの最上位登山パンツ。
私自身が登山好きでREGOを愛用しているんですが、釣りの時でも履くことが多いんですよね。
釣りと登山は茂みを通ったり夏の強い日差しに長時間当たったりと似ている部分が多く、服装も似てきます。
REGOⅡには夏の釣りに役立つ機能として
・紫外線を98%カットするオムニシェイド
・雨や汚れをはじいてくれるオムニシールド
・高い吸湿速乾機能であるオムニウィックエバップ
といった最新の技術に加えて関節部分がおどろくほど伸びるストレッチ性もあるので、険しいフィールドでも動きを制限されることなく釣りを楽しむことができます。
パンツ② アブガルシア ウォーターレジスタントパンツ2
アブガルシアのウェアってシマノやダイワと比べると、どうしても機能面で負けているパターンが多かったんですよね。
でもこのパンツは無茶苦茶おすすめです。
まずシルエットがかっこいい、釣り用のパンツにありがちな極端にダボついたりピッチリすぎたりせず、ほどよくワイドなので最近のトレンドにも合っていますよね。
通常の生地よりも雨や汚れをはじきやすく、小雨やちょっとした水気なら気になりません。
さらに裾がジッパーで脱着可能で、外すとショートパンツとしても使えるので春から秋口まで3シーズン通して長い間使い続けることができます。
釣りで使える服装・小物類
グローブ DRESS クールライトグローブ
最近ハマっている釣具ブランドDRESSから販売されているクールライトグローブは、夏の釣りでめちゃくちゃおすすめな一品です。
薄手で軽く、着用しててもまったくストレスを感じない。これだけでも夏の釣りでは十分なのに接触冷感とUVカット機能まで付いています。
薄手なのにしっかり紫外線からも守ってくれる、最高ですよね。
また接触冷感以外にもハイドロ冷却システムという機能があります。
生地を濡らして使用することで驚異的なクールダウン効果を体感できます。
帽子 ザ・ノースフェイス ホライズンハット
オシャレなハットとして男女とも人気の高いホライズンハット。
広めのツバは顔まわりにしっかり影を作ってくれてとても涼しく快適です。
裏側にはメッシュパネルも付いるので、夏の釣りで汗をかいても蒸れにくく、汗のべたっとした不快感を感じません。
UVカットは85%以上。ツバが広いことにより頭だけでなく目元までしっかり守ってくれるので、サングラスを付けるのが苦手な人にもおすすめしたいです。
こちらは同じノースフェイスのゴアテックスハットというもの。
少し深めでしっかりと被ることができるので、頭がちょっと大きめの人にも合います。
そして顎ヒモもあるので強風の日にも強い事が特徴です。
UVカット機能はないものの防水でツバが広く、見た目もかっこいいこちらもおすすめします。
アームカバー シマノ サンブロックアームカバー
サイクリング用で使われるアームカバー。安価・紫外線99%カット・ドライタッチと2000円台でここまで夏用としての機能面が充実しています。
見た目はシンプルで色々な服な服に合わせやすく、上腕部に滑り止めのグリップがあるので釣りをしている途中にズレてくることもありません。
難点としては滑り止めが効きすぎて外す時にちょっと苦労することくらい。コスパの高いアームカバーです。
偏光グラス Zeque(ジールオプティクス)ステルス
シンプルで落ち着いた感じのデザインで、普段使いでも全然問題ないくらいカッコいい偏光グラス。
道具でのケアも忘れずに
夏の日焼けや紫外線対策は、服装だけでは隙間ができるのでどうしても完全とはいえません。
そんな時は日焼け止めなどの道具に頼ってカバーしてあげましょう!
最近は水や汗に強い日焼け止めが多く、夏の釣りで使うなら安すぎなければどれも実用的です。
お金に余裕があるなら、DHCのサンカットQ10パーフェクトミルクあたりがおすすめ。
・国内最高レベルの紫外線カット率
・衣服などで擦れても落ちにくい
・べたつきがほとんどない
とアウトドア向きな成分が充実しています。
出来るだけ日焼け止めの費用は抑えたい…!って人にはこちら、伊勢半のサンキラー パーフェクトストロングZがおすすめです。
・高い紫外線カット効果
・水を弾く超撥水パウダー配合
・石鹸や洗顔料で簡単に落とせる
値段の割に効果が高いので、ガンガン使っていけるのがいいですね。
さいごに
昔は釣りでオシャレな服装をする人って少なかったですが、今は若い人を中心に気を使う人が増えてきました。
服装にこだわることで、見た目だけではなくプロになった気分になるので気持ちも乗っていきます。
そして、気分以外にも年々強くなっていく紫外線への対策としてもしっかり服装を選ぶ必要が出てきました。
紫外線は目に見えないので意識しにくいですが、確実に肌にダメージをあたえていくもの。
歳を重ねた時に取り返しのつかないことになる前に、早めの対策を心がけるようにしましょう。
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