【徹底解説】冬春の定番!シャッドの季節別の使い方とおすすめルアー3選

タックル紹介

 

この記事を読むとこんな悩みが解決できます

 

・シャッドの使い所がわからない

 

・おすすめのルアーを知りたい

 

・季節ごとの釣り方

 

 

年々フィールドのハイプレッシャー化が進む日本を発祥とし、信頼度が増してきているルアーの一つである「シャッドプラグ」低活性のバスに対する切り札として、冬から早春にかけて使い始める人も多いんじゃないでしょうか?

 

そんなシャッドプラグですが、ミノーのようでクランクのような使い方がイマイチわかりにくいルアーでもあります。

 

正直ある程度シチュエーションを外しても釣れることがあるくらい力のあるルアーですが、しっかりと使い方を覚えることで釣果が確実にあがります。

 

この記事では季節ごとの使い方やオススメのルアーを紹介していくので、参考にして釣果アップを目指してみてください!

 

 

シャッドの特徴

シャッドはミノーやクランクに似ているとよく言われますが、性能的には両方の特徴をとり入れた中間的な存在になります。

シャッドの2つのタイプ

シャッドの種類は大きく分けて二つ、フローティングとサスペンドタイプがあります。

フローティング

止めた時にゆっくりと浮き上がるというクランク的な要素を引き継いだタイプ。

 

フローティングタイプの良いところは根がかりに強いというところ。

 

シャッドでよくあるシャローエリアを巻いていく時、どうしてもボトムや沈み物に接触することがあります。

そんな時フローティングタイプなら止めることによって、ルアーが上に上がっていくので楽に外すことができるんです。

サスペンド

全ルアーの中でただひとつ、中層域の一定レンジをキープしたまま維持できるルアーです。

 

止めた時にその場に留まる様は中層を漂うベイトそのもので、非常にナチュラルにバスにアピールすることができます。

 

今現在、シャッドの主流はこちらになっていて、種類もかなり多いです。

ハイプレッシャーフィールドに強い

シャッドの小型形状とナチュラルなアクションは、ハイプレッシャーなフィールドでもバスに警戒されにくいです。

 

特に最近はハイプレッシャー化が進んできているので、私の実感としてもシャッドを投入する機会が増えてきていますね。

 

しかもトリプルフックなのでショートバイトでもしっかりかかってくれて、キャッチ率が高いことも特徴の一つじゃないでしょうか。

豊富なアクションを仕掛けることができる

使えるアクションの種類が豊富で、基本となるただ巻きやストップ&ゴーの他に、トゥイッチ・ジャーキング・高速リトリーブといったミノー的要素にボトムノックのようなクランク的要素も持っています。

 

そのため、状況変化への対応力が非常に高く色んな場面でチャンスを作り出すことができるのです。

一定層を攻めることができる

シャッドの最大の特徴はなんといっても一定層でサスペンドできるということ

そして中層でピタッと止めれることで1番恩恵を受けるアクションがストップ&ゴーです。

 

シャッドが特に活躍すると言われている冬から初春は、バスの動きが鈍く普通に巻いているだけではルアーに追いつけず諦めてしまいます。

 

そこでサスペンドさせてバスが追いつける状態を作ってあげることで、諦めることなく最後まで追ってくれ、バイト率が上がるわけですね。

 

実際冬や初春で釣れる時はメタルバイブのリフト&フォールのフォール時のように、ルアーが動きを止めた時が圧倒的に多いです

シャッドの使い方

豊富なアクションができるシャッドの中でも特に使用頻度の多いものを3つ紹介していきます。

 

シャッド使用時8割はこの3つのアクションの中から使っているんじゃないでしょうか、というくらい基本的なものなので、使い方がわからない内はこの中から試してみるといいかもしれません。

ただ巻き

1番シンプルで1番シャッドの良さを出せる使い方がこのただ巻き。

 

シャッド自体がナチュラルなアクションを目的として設計されていて、普通に巻くだけでバスにアピールしてくれます。

 

低水温期にはゆっくりと、ハイシーズンや活性の高い時には早巻きをすると釣果が出やすいです。

ルアーによって適正リトリーブ速度があるので注意してください。

ストップ&ゴー

シャッドでストップ&ゴーをする時に意識しておきたいのが「リトリーブスピード」です。

 

どうしてもアクションをする時に変化を付けようとしてファスト→ストップ→スローみたいにリトリーブスピードを変える人がいますが、バスに警戒心を与えて逆に寄ってこなくなります。

 

私のよく釣るやり方として、リトリーブスピードは一定を維持したまま間の長さを調整する方法があります。

間の取り方はハンドル3〜4回転に1秒〜2秒取って、たまに3秒程度長めのステイを取ります。これを焦らずじっくりと速度を保つのがコツですね。

 

ベイトを見ているとわかるんですが、警戒していない時って大体同じ速度で移動しているんですよね。

なので、バスからしたら警戒されていない食べごろのベイトにみえるわけです。

ジャーキング

ロッドを下に強く弾くジャーキングをすることでシャッドが左右にダートして、小魚が逃げ惑うように見せます。

 

アクションが激しいのでバスへのアピール力が強く、濁りがあっても気付いてもらいやすいのでシルエットの小さなシャッドでも目立たせることができます。

 

反面、スレが早くなるといった欠点もあるので、ランガンやあまりポイントに執着しない時のサーチ手段として利用しています。

シャッドが得意なシチュエーション

シャッドはその小柄なシルエットやナチュラルな動きから、冬から春にかけての低水温期が得意になります。

沈み物付近

テキサスやダウンショットリグが得意そうな沈み物付近の攻めですが、シャッドの使い所でもあります。

 

離れた所から巻いてきて、中層辺りで漂っているバスの目の前で止めて誘うイメージをしてもらえると良いかなと思います。

 

ダウンショットでの中層狙いがショートレンジの釣りなのに対して、こちらは少し離れたポイントでも狙うことができるので、状況によって使い分けができますね。

タフコンディション

厳寒期やスレが進行しているようなタフコンディションフィールドは、小型でナチュラルな動きのシャッドの得意な場面。

 

同じタフコンディションに強いワームと違ってトリプルフックなのでバラしが少なく、浅いバイトでもしっかりかかります。

クリアウォーター

水の透明度が高いと視界が良くなり、ルアーのシルエットがはっきり見えてしまいます。

 

バスは形や動きで対象を認識する能力が高いので、シャッドのような小魚に似せたルアーでないと食わない場面がでるんです。

 

カラーをボトムと合わせてしまうと、より効果的に騙せるのでぜひ試してみてください。

シャッドが苦手なシチュエーション

色々なメリットがあって強力なルアーであるシャッドですが、もちろん弱点もあります。

強風

シャッドはサスペンドやフローティングタイプがほとんどなので、軽いルアーが多いです。

 

しかも中が中空になっているので、風が吹くとかなり影響を受けます。

 

それこそ逆風だと少しした風でも全く飛距離が出なくなるので、アンダーハンドキャストで対応するしかありません。

強い濁り

シャッド自体のアピール力はそれほど強くないので、濁りの強い場所はルアーの存在がボケる場所は苦手です。

 

ただし、そこまで濁りが強くない場合はクランクよりアピールを抑えたシャッドが活躍する場面が出てきます。

 

個人的には、水深1m以上見えるような濁りならシャッドでも問題ないような感じがしますね。

ウィードエリア

純粋に絡むので使いづらい。

 

しかもウィードが絡んだ時点で動きが破綻するので、釣れる確率が極端に下がってしまいます。

 

フローティング系のシャッドならともかく、サスペンド系では無理に使わない方がいいでしょう。

季節ごとの相性と使い方

 

はじめに、シャッドが1番効果的に使える季節は冬と春です。

 

理由としてこの期間は低水温でバスの活性が低く、シャッドのような間を使えるルアーじゃないと釣れないバスが多いから。

 

他にも水質がクリアになってアピール力の高いルアーだと見切られやすくなったり、ショートバイトが多いなどが挙げられますね。

春◎

春といってもスポーニングの前後で大きく分かれますが、早春は1年の中でシャッドが1番活躍できるタイミングではないでしょうか。

 

使い方は、クリアウォーターならトゥイッチやストップ&ゴーのように変化付けた誘い方、マッディならただ巻きを軸に組み立てていきます。

 

私の経験ですが、プリスポーンに入る2月下旬から3月あたりで、満月の大潮の日はかなり釣果が期待できるのでオススメです。

夏○

この頃からシャッドを使うメリットが薄くなってきます。

 

というのも、低水温期と比べルアーの選択肢が増えてシャッドがベストチョイスというケースが減ってくるからで、別にシャッドがダメになったというわけではないのです。

 

しかし苦手なウィードエリアにバスが集まりやすくなったりするので、攻めにくくなるという点では少し辛い時期かもしれませんね。

秋○

巻物の秋と言われるように、バスが広範囲に散っていくのでそれを探すことが多くなります。

 

ベイトの動きも活発なので、アピール力の弱いシャッドでは物足りなくなる場面も。

 

ジャーキングや早巻きでしっかりと存在感を出すことがコツになります。

冬◎

寒さのピークである2月に近づくにつれディープに沈んでいくバスが増えるので、一見シャッドじゃ釣れないんじゃ?と思われますが、体力のある大型バスはエサを求めてシャローに上がってくることがあります。

 

低水温にシャローに上がってくるバスは、活性は高いものの動きが鈍くなっているのでサスペンドタイプのシャッドがドハマりするのです。

 

軽めのトゥイッチやストップ&ゴーで冬バスを拾っていきましょう。

おすすめのシャッドプラグ

現在販売されているシャッドの中でも私がこれは釣れる!と感じたものを3つ紹介していきます。

ソウルシャッド

ジャッカルから発売されているソウルシャッドは、高速リトリーブでも姿勢の崩れない安定感やトゥイッチ・ジャーキングにも使えるオールマイティルアー。

 

中でも高速リトリーブでの釣果は抜群で、とりあえず巻けばつれてしまうくらい反則的な威力があります。

 

サイズは下から45.52.58.62.68の5種類でそれぞれウエイトと潜行深度が違います。

私は1番ベーシックな58SPと68を早巻きローテで使うことが多いです。

 

また、シャッドの中ではかなり飛距離が出るので攻める範囲が広いのもポイントが高いですね。

ベビーシャッド

94年に現・ジャッカル代表加藤誠司さんが手がけたルアーで、シャッドプラグの先駆け的存在です。

 

私も当時中学生くらいだったかな?記憶がうっすらですがベビーシャッドって言葉は知ってた気がします。

上記のソウルシャッドと違って比較的ゆっくりとした展開が得意で、上手に間を使っていくことが釣果アップのコツです。

 

サイズは定番の50を中心に、40.50.60.75の4種類が展開されています。

スティーズシャッド

クセが少なく全てが平均以上で揃っているのでシャッドを初めて使う人にはオススメのルアーです。

 

着水後の立ち上がりを良くするための重心移動システムを取り入れているので、巻き始めのアクションがはやく、短い距離をアクションさせたい時に非常に役立ちます。

 

シチュエーションは決めていないけど、とりあえずシャッドが欲しいって時はぜひスティーズシャッドを使ってみてください。

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